お役立ちコラム
小さな経理部の与信管理をなんとかしたい!
不安解決と業務フローの考え方
2025年12月25日更新
記載内容は執筆時点の情報に基づきます。
会社の経理を担当されているみなさん、日々の業務、お疲れさまです。
営業担当者から『この会社と取引したいんだけど、大丈夫かな?初回案件はいくらまでの取引にしておいたらいい?』と聞かれて悩んだことはありませんか?
判断基準の曖昧さをできるだけなくし、与信管理の根拠を共有できるとコミュニケーションも円滑になります。
支払い遅延や焦付きの不安、督促業務を減らしながら事業を円滑にサポートし続けるのは、この変化の激しい市場の中で多くの判断能力を求められるたいへんな業務です。
このページでは、そんな経理担当者さんの業務をラクにするためのノウハウをお伝えします。
目次
経理担当者は取引先企業の何を気にして、どこを見る?
経理が知りたいのは、ずばり「支払い能力」ですよね。
まずは、売上金額、売上の推移、資本金、資産状況を確認したいところ。
次に気になるのが、「会社の経営状況」です。
経営者、役員、事業の場所や社員数の変化など、事業規模の変化も気になります。
これらの情報も、財務情報と併せて確認できると安心です。
会社の売上を持続させていくためには、新たな取引先の拡大が不可欠。
特に新規の取引先や、前回遅延があったなどの不安材料がある場合には、さまざな角度から調査が必要です。
エビデンスになる客観的情報の入手方法
インターネットで検索できる情報には限りがあり、実際の対面で得る情報ではどうしても感情が入ってしまいます。
そこで助かるのが、帝国データバンクや東京商工リサーチなど、専門調査会社による客観的な調査結果です。
調査会社の企業情報と聞くと、「高そう…」「手続きが面倒そう…」と感じるかもしれませんが、心配いりません。
信頼のおける与信情報を専門に扱うビジネスデータベースを使えば、すでに調査済みのデータを料金を確認してから購入できます。
大手調査会社による調査結果「企業情報」が入手できるビジネスデータベース
ビジネスデータベースを使用すると、複数の大手調査会社の情報を、個別に契約しなくてもまとめて検索できます。
調べたい会社の名前で検索すると、どの調査会社に調査結果が何件あるかを確認できます。
データがあれば、もちろん購入も可能。
調査結果データは大手調査会社のもので1,300円~2,000円の価格で購入できます。
検索データベース利用料は、格安のサービスなら月額450円から利用できるものがあります。
不安なまま自社で調査を行ったりインターネット検索で情報を探すよりも、人件費で換算すると大手調査会社のデータを購入するほうが圧倒的に安心で低コストです。
説得力のある「評点」と「格付指標」
大手調査会社は、各企業について綿密な調査を行い、「評点」や「格付指標」でその企業の信用力を評価しています。
これらの数字が、経理担当者にとって強い味方になります。
たとえば
「今回の取引先は評点もいいし、安心して大丈夫そうですね」
「ちょっと評点が気になるので、初回は少額から様子を見ましょうか」
このように具体的な数字を根拠に話ができるため、他部門とのコミュニケーションが円滑になります。
客観的なデータに基づいて与信判断理由を説明できると、あなたの安心感も増しますし、社内で取引先に対する現状認識を共有しやすくなります。
売上がわからない非上場企業の調査
上場企業であれば情報も多いですが、非上場企業、特にまだ成長途中の会社だと、売上情報が公開されていないことがあります。
そんな時も、大手調査会社の情報を活用することで、会社概要、役員情報、主要取引先など、様々な角度から情報を確認できます。
大手調査会社は新設企業の調査結果も提供しています。
ビジネスデータベースで検索すると、新設企業情報は700円~1000円の価格帯で購入できます。
まだ立ち上げたばかりで売上がわからない会社でも、事業内容や業界での立ち位置を確認できれば、取引にチャレンジしやすくなります。
社内連携・業務フローの考え方(取引開始前のフローチャート例)
調査や判断はひとりで抱え込まず、専門調査会社の客観的情報に頼ってみましょう。
エビデンスをもとに他部門の人にも理解を得やすい仕組みづくりをすれば、会社全体の業務負担を減らすことができます。
- 営業担当者から新規取引会社の「会社名」「想定取引金額」を聞きます。
- ビジネスデータベースで検索し、その会社の調査レポート(企業情報)を取り寄せます。
内容を確認して与信判断を行い、企業情報とあわせて共有します。 - 新規取引先の資金繰りに不安材料が残る場合は、初回取引限度額を設けるなどし、相手先の心証に配慮しつつリスク回避策を講じた契約書を作成しましょう。
経理担当者による内容確認:調査会社の「企業情報」から売上金額、利益金額、評点、格付指標などを確認します。
与信判断:想定引金額や調査結果から、取引可否、与信限度額、初回取引条件を判断します。
与信限度額の設定に困ったら
「この会社は、いくらまでなら取引しても大丈夫なんだろう?」という疑問に答えるのが与信限度額の考え方ですが、実は取引先の状況だけでなく、自社の状況もふまえて設定する必要があります。
このような判断の心理的負担を軽減したい際には、ビジネスデータベースの中にある「限度額算出(カスタマイズ与信指標)」が便利です。
これは大手信用調査会社のリスクモンスター株式会社が提供するリスモンG-与信ナビというサービス内にある算出機能で、以下の双方の情報から1件300円ほどで予算限度額を算出してくれます。
- 自社の業種・年商規模・自己資本比率
- 取引先企業名
オンラインで利用できるビジネスデータベースには、このように経理担当者の業務負担をサポートしてくれるサービスもあります。
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これまでビジネスデータベースを使ったことがない方、数名の組織で与信管理業務を行っている方のほか、個人事業主の方も、どうぞご活用ください。
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執筆:G-Search編集部