導入事例

株式会社フォーミュレーション様

2018年11月12日掲載

テレビ番組やコマーシャルのための「情報収集」や「情報の裏どり」に必要な、信頼できる情報源として、G-Searchデータベースサービスを活用しています。

株式会社フォーミュレーション

調査部
橋本様

会社サイト : https://formulation.co.jp/

インタビューのまとめ

  • 情報収集にあたっては情報のソースが重要となる。インターネット情報や掲示板情報は、情報ソースとすることは許されない。
  • 情報を掘り下げたり、正確な情報を得るために、大宅文庫やG-Searchデータベースサービスの雑誌や新聞記事のデータベースを活用している。
  • G-Searchデータベースサービスの良い点は「情報源がしっかりしていて信頼できる」こと、また「人物情報の検索ができる」ことも便利。

番組制作には「情報の信頼性」が重要

誤報やフェイクニュースが取り沙汰される昨今の日本社会。1986年設立の株式会社フォーミュレーション(東京都渋谷区、清水宏泰社長)は「情報の信頼性」を最重要視した業務遂行でテレビ番組のリサーチ分野でシェアNo.1の地位を築き上げてきました。

現在では、それ以外にも、映画、CMまで業務拡大しています。今回、情報リサーチ業務を担当する調査部の橋本様にお話をうかがいました。

調査部の仕事は、バラエティーなどのテレビ番組やコマーシャルのための情報収集や情報の裏取りが中心だそうです。

「制作会社やテレビ局からの依頼で、番組のゲスト人物や面白いネタ、流行りもの、裏技、グルメなどの情報を、時間の許す限り集めます。例えば、ゲスト人物の情報を調べる際は一回の放送で、Word文書にすると30〜40ページにものぼる情報をとりまとめています。」

番組制作には「情報の信頼性」が重要

情報収集にあたっては情報のソースが重要となるそうです。ウィキペディアなどのインターネット情報や、twitterや掲示板情報は、調査の取っ掛かりとしては利用できますが、これを情報ソースとすることは許されません。

例えば女優Aさんについての情報を調べる場合は……
「グーグルなどのネット検索でAさんファンのブログに『犬を飼っている』とあっても、それだけでは信用できません。確認のために『Aさんの名前』『犬』『ワンちゃん』をキーワードにスポーツ雑誌のAさんインタビュー記事などを引き出します。」

情報を掘り下げたり、正確な情報を得たりするためには、大宅文庫の雑誌検索データベースやG-Searchデータベースサービスの新聞・雑誌記事データベースを活用しています。国立国会図書館へ行くこともあるとのこと。

締め切りまで2、3日。G-Searchデータベースサービスで時間を短縮

リサーチャーは現在約50人。「テレビ局ごとではなく番組ごとにチームを組んで仕事します。橋本様の場合、毎週放送される人気トーク番組など、ひと月に5、6番組分の仕事を担当。「締め切りまでは大体2、3日」といいますから大変です。「G-Searchデータベースサービスを使って、新聞記事を調べる時間を短縮していますね。」

橋本様が担当する番組でよく扱われるのは、今人気のあるモノ・商品、激安などのお得情報、グルメ、裏技などだそうです。「宅配便会社がこんな新しい制度を始めた、ここへ旅行するのにはこれが割安、などというのもあります。」他には、クイズ番組で出題される問題の正解の裏取り、といった調査もあるそうです。

例えば、芸能人の人物資料なら「雑誌記事のデータベースで見出しとタグを検索して、出てきた雑誌の関連ページとG-Searchデータベースサービスで新聞に掲載されたインタビュー記事をチェックします。これらを自分なりに面白いところを抜粋して要約し、資料を作成しています。」

他にも、海外のドキュメンタリー番組や一般のYouTuberの映像を使う際の映像使用権を取る仕事など、多岐にわたった業務をされています。

G-Searchデータベースサービスを活用する際の裏技は?

「価格と文字数を見比べて、どの媒体のデータを得るべきかを考えています。新聞記事のうち、芸能人の情報ならスポーツ紙だけ、のように、調べる媒体を絞っています。あとは、見出し検索だけにするとか、日付を絞るとか」

「(アイドルグループ)嵐の事を調べる時は、(暴風雨と区別するため)検索窓に『アイドル』を加えたり、新聞記事で引っ掛かりそうな言葉を入れたりしています。」

信頼性のG-Searchデータベースサービス

G-Searchデータベースサービスを使って良かったと思える点は?

「そうですね、まず、ソース(情報源)がしっかりしているという点で信頼できます。この新聞、この雑誌に書かれていたと明確な点が弊社では重要なので、ソースが不明な情報は資料に反映させることはできません。」

「人物情報の検索ができることも便利です。ホームページをもっていない人のプロフィールなどは、『人物情報横断検索』の日外アソシエーツ現代人物情報で調べることが多いです。」

「制作会社の人に、こういう特集をやる。詳しい人は?と、言われることがよくあります。例えば節約に詳しい人を肩書で検索しやすかったらいいですね。『詳細検索』はまだ使いこなせていないのですが、そこでいろいろ調べられたらいいと思うことはあります。」

執筆:大西 督人(元毎日新聞記者)

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